鍼灸院に通ってよかったこと
2015年の3月から、鍼灸院通い&自宅でのお灸を細々と続けていました。
本当は1週間に一度くらいのペースで通いたかったのですが、
通院に加え鍼灸まで通うとなると、さすがに金銭面での負担が大きかったので、
ごまかしごまかしペースを空け(笑)、10日~14日に1回程度のスパンで通いました。
移植直前~判定日前あたりだけはちょっと贅沢して、1週間に1~2回。
お財布と相談しながらも、ここで投資する!というタイミングでは
お金を惜しまないことにして、無心で通いました。
結果的に陽性となりましたが、これだけ通っといて何なんですが
必ずしも鍼灸院が100%役立ったわけではないと思っています。
鍼灸院の壁に張ってあった陰陽の食べ物の図解とか、毎回視界に入れながらも
(いや…根菜は調理も食べるのもちょっと苦手やしな…)と思いながら、
その理論は完璧には実践できなかったし。
(※私は身体を冷やす食べ物は多く摂りすぎない方が良いタイプなのですが
残念ながら茄子とかピーマンとかビールとか、ザ・夏!なモノが大好物なのです)
教えてもらった「お腹を動かす運動」もあんまりやらなかったし、湯船も苦手。
ロビーで売ってるたんぽぽ茶や謎のお菓子をはじめとしたマクロビ食品に至っては、
胡散臭い!とはなっから触れようともしませんでした。(偏見)
一度も押し売りされなくてよかった。
でも、もしアドバイス全てに忠実に従っていたら、もっと早く授かれたかもしれない。
しなくてもいい遠回りをしていたのかもしれない。
必要以上に高い授業料を払っていたかもしれない。
それでも、通い続けてよかった。
それは、セカンドオピニオンの場として大いに役立ってくれたから。
リセットが決定してしまったときでも、必要以上にベタベタねぎらうことはせず、
でも確実に希望をつなげてくれるような言い方をしてくださる鍼灸師さんばかり。
病院では吐けない弱音も不安も、ここでは自然に吐き出せた。
毎回、施術開始時に病院での採血結果と近況を報告するのですが、
その際おのずと自分の頭の中が整理できたのもよかった。
卵巣片を移植するか、それとも凍結胚をお迎えするか悩んでいたときに、
サバサバとした鍼灸師さんにあっけらかんと
「胚さっさと戻しちゃえばいいじゃん!」
と言ってもらえたことが、今振り返れば結構大きなターニングポイントだったり。
人間関係上、何のしがらみもない方たちに親身になってお話を聞いてもらえたのが、
良い息抜きになっていたように思います。
思い返してみれば、迷いや不安は、
結構な頻度でこの場所で解決してもらってきたことが多かった。
そしてお会計が済めば、ほかほかで軽~くなった身体で帰路へ。
通うのが面倒なこともあったし、毎回現金を用意しなくてはいけない
(クレジットカード不可)のが邪魔くさかったりしたけど(笑)、
よい結果に導いてくださって、感謝しています。
◎言霊◎
胎嚢が順調に大きくなって、心拍確認できました!
妊娠成立しました!
妊娠中の経過は順調でした!
私は無事健康な赤ちゃんを出産できました!