豪雨のち虹

早発閉経の私が不妊治療を経て32歳で出産するまでの記録。その後第二子も出産しました。/アラサー/FSH100以上/AMH0.1未満/Rレディースクリニック/IVA/in vitro activation/鍼灸

治療のヒントでも転がってないかと他院の不妊治療説明会に行ってみた話

左の卵巣で採卵にこぎつけられる気配がない私。
通っている鍼灸院の先生から
「他のお医者さんにセカンドオピニオン聞きに行きなよ!」と
せっつかれるようになりました。


えぇ〜、別に転院する気ないし、めんどくさいし、
Rで腰を据えて治療するつもりなんすけど…


鍼灸院の先生が名前を挙げた不妊治療専門医院は、2件。
どちらも、不妊治療説明会を開催しているらしい。
まぁ、何か今後のヒントでも転がってれば儲けもんかな、
どうせ無料だし行ってみるか。


直近の周期では、ゴナールをガンガン打っても
E2がヌルく上下するばかりでほどなくしてリセット、とか、
かと思えばE2ハイパー乱高下の後に結局良い結果が出ず、などという
不本意な周期が続いていて、
今の誘発方法が果たして自分に合ってるのか不安に思っているのも、正直なところ。

参考程度に別のお医者さんの意見を聞いてみるのも悪くないな、と思い
教えてもらったうちの1件の医院の不妊治療説明会に
夫と一緒に足を運んでみたのでした。


説明会の内容は、一般的な不妊治療の説明と、病院の紹介。
不妊治療に初めて臨む方にも分かりやすいように、順を追って説明されていきました。


3時間ほどかけて院長先生のお話を聞いたのですが、
結構癖の強い方で、少し疲れちゃいました(笑)。
自分の方針とは違う考えを持っている他院のお医者さんのことを
貶すような言い方をされていたのには、私も夫も抵抗を覚えました。


あと、人工授精(AIH)はあまり勧めたくないお考えのようです。
それは考え方の一つなので別に構わないのですが、しきりに
「汚い精子」という言葉の使い方をされていたのは、あんまりだと思いました。
(「汚い精子を注入するより体外受精・顕微授精の方が良い」
というような文脈でした)

汚い精子って…。
そんな言い方ないでしょうよ。女性の私が聞いても傷つくよ〜。


もし仮に転院して(しないけど)、この先生にお世話になったら、
ちょっとでも異を唱えたり口答えしたりしたらボロクソ言われそう(笑)。


説明会終了後の質問タイムに、私の質問を聞きながら
眉一つ表情一つ動かさなかったのも、ちょっと怖かったっす。銅像かと思ったわい。


ってな感じで、気力体力ともに奪われた感満載の説明会ではありましたが、
肝心の話の内容は不安を煽るようなものではなく、
現在Rで受けている治療とも大きな方針の違いはなかったので、
その点では安心できる説明会だったと思います。


また、AMHの数値の低い患者さんに対しての言及では、
「10人とか15人とか、そんなたくさん子ども作るわけじゃないでしょ!
大事なのは、質!質の良い卵が1個でも取れればいい!」
と励ましてくださったのが、何よりも勇気付けられた言葉でした。
これ聞けただけでもう満足ですわ。
少ない在庫かもしれないけど、その中から元気な卵が
プリ~ンと出てきてくれますように。


ゴナールの使用法については、少しRとお考えの違いがあるようでしたが、
その点はこのお医者さんのご意見として捉えた上で、
今後も当面はRの方針に従っていきたいと思いました。



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