豪雨のち虹

早発閉経の私が不妊治療を経て32歳で出産するまでの記録。その後第二子も出産しました。/アラサー/FSH100以上/AMH0.1未満/Rレディースクリニック/IVA/in vitro activation/鍼灸

D16 初期胚移植日

無事、初期胚移植してきました。


私がいちばん心配していたのは、凍結している胚の融解がうまくいくかどうか。
移植前最後の診察で、先生から
「5%くらいの確率で、融解に失敗することがあります…」と言われて、
怖くて怖くてたまりませんでした。
今回の移植で戻す胚は1個ですが、
「もし融解がうまくいかなかったときの胚をどれにするかあらかじめ選んでください」
と言われており、心の準備だけはしていました。
なかなか卵子が採れない早発閉経の身にとっては、融解失敗が何より恐怖でした。
考えれば考えるほど現実に起こってしまいそうな気がしたので、
なるべく心配しないようにしていました。


結果、移植前の診察では
「融解した胚、元気ですよ」と言われ、心から安心しました。
元気ですよ、って嬉しい響き!
先生の説明は、基本的に淡々とポーカーフェイスでお送りしますという感じですが、
言葉の選び方に温かみが垣間見えると、こちらもほっとします。


採血の結果、E2 334.3pg/mL、内膜は11.1mm。移植には問題ない厚さ。
プロゲステロン値が思ったほど伸びず、8.50ng/mlだったので、
念には念をということで、この日からルティナス錠を
1日3錠から1日4錠に増やすことになりました。
クリニック基準では、プロゲステロン値5以上で移植OK、10以上が望ましいとのこと。
いろいろ調べてみたところ、これも病院によって違うようですね。
8.00ng/mlに満たないと移植中止の病院もあるようです。結構ギリギリだったのかな。


Rレディースクリニックでは、移植前の尿貯めは不要。
待合室で水飲みまくって頑張っておしっこ我慢したけど、やんなくてよかったのね(笑)


肝心の移植はスムーズに終了。
「いいところに置けましたよ」と言っていただけてほっとしました。
痛いポイントがなく、採卵よりもずっとリラックスして臨めました。
(採卵のときの方が色々と大掛かりでした)
胚を置いた後のスポン!と器具を抜いてからのルティナス挿入までの
手際が良すぎてびっくりしました。ルティナス入れられたこと気づかなかった。
あ、先生が入れるのね、今知ったわ、みたいな。


終わった後は、診察台の上でそのまま15分ほど仰向けで横たわっていました。
室内が薄暗いので、ついうとうとしてしまいました。


今回お腹に戻ってきたのは、去年採卵したG3・5分割の2日目初期胚。
卵が子宮内膜に置かれる瞬間、しっかり見届けたよ。
がんばってしがみついてね。


この日の晩ごはんは、できるだけ身体を動かさなくていいように、
作り置きのビーフシチューと、買ってきたお惣菜で、簡単に済ませちゃいました。
食器洗いは夫におまかせ、私はここぞとばかりにぐ〜たら。寝て寝てまた眠る。
帰宅後30分寝、夕食後2時間寝、ちょっとだけ起きて、いつもと同じ時間に就寝。
シャワー・お風呂は念のため入りませんでした。
もう冬みたいなもんだし、この日くらいはまぁいいか。


こんな感じで、長い一日が終わりました。
お腹の中はさぞ温かかろう。一緒に大きくなろうね。


◎言霊◎
凍結初期胚はばっちり融解成功しました!ありがとうございました!
移植した胚はしっかり着床して妊娠できました!
妊娠中の経過は順調でした!
私は無事健康な赤ちゃんを出産できました!


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